MacのアーキテクチャがPowerPCからIntelに変わって、Boot Campを通してWindowsをMac上でネイティブに動かしたり、Parallels DesktopやVMware Fusionを使った仮想化環境を通して、Mac OS X上でWindowsが動く事が今日になって当たり前になってます。
Macの仮想化環境を構築するアプリケーションで、オープンソースで開発されている「VirtualBox」というものがあります。まだベータ段階のアプリケーションです。Windows版のほうは、バージョンが1.5.6となってます。
2月に入って、Mac版VirtualBoxのBeta3がリリースされていました。つい最近、それに私は気がつきました。
Beta2ではMac OS X v10.5 Leopardに非対応でした。
Windowsのパソコンを持っているので、Boot CampやVirtualBoxを使って、Mac上でWindowsを使う必要は私にはありません。
Linuxに興味があるので、Mac OS X v10.4 Tigerを使っている時にVirtualBoxを通して、Mac上でLinuxを動かしていました。
今後は、LeopardでもLinuxが使えます。現在はUbuntuのVirtualBox用イメージをダウンロードして、それを使っています。
VirtualBoxでは、もちろんWindowsも動作します。
Boot Campに抵抗がある方、Parallels DesktopやVMware Fusionの購入を検討している、又はこの2つを購入したくない方は、VirtualBoxを試す価値があると思います。
Windowsを動かしたい場合、Windowsを別途購入しなくちゃダメだけど‥‥
今の所、Mac版VirtualBoxはベータ版なので、USB機器を使えるようにする機能で不具合があったり、CPUの仮想化命令に完全対応していないようです。
それから、VirtualBoxはPowerPCのMacには非対応です。