先月の28日に、Macの新しいOS「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」が発売されました。
28日(金)の発売日当日にSnow Leopardのファミリーパックを入手し、iMac (Late 2006)とMacBook (Late 2008)の2台の環境にインストールしました。
アップグレードインストールで、2台とも問題なくインストールが完了しました。
iMac (Late 2006)は、iMacにCore 2 Duoが初めて搭載されたモデルです。CPUは64bitに対応していますが、Macのファームウェアに相当するEFIは32bitのものが使われているそうで、Snow Leopardの64bitカーネルはiMac (Late 2006)では動作しません。
このiMacはMac OS X 10.4 TigerをMac OS X 10.5 Leopardにアップグレードして使っていました。メモリは標準の1GBから4GB(ハードの制限で3GBしか認識しない)に増やして使っていましたが、LeopardではTigerよりも重たい動作をすることがあると感じていました。
しかし、Snow LeopardはTigerよりも軽快に動作いるように感じます。マウスやキーボードに対するレスポンスが速くなったり、アプリの起動が速くなったり‥‥OSの起動・終了が速くなった点が、一番実感できる点です。
MacBook (Late 2008)の方は、EFIは64bitのものが入っています。でも、Snow Leopardは64bitカーネルで動作させることができません。MacBook Proとの差別化を図るために、MacBookではSnow Leopardが64bitカーネルで動作できないようになっているそうです。
このMacBookはLeopardのプリインストールモデルで、Leopardが非常に軽快に動作していました。Snow Leopardにアップグレードしてからも、その軽快さは変わりません。唯一変化が感じられるのは、OSの起動・終了に掛かる時間です。この時間は、MacBookでも速くなりました。
Snow Leopardは、Leopardのパフォーマンスを改良したような形で作られたそうです。
私の環境では、MacBook (Late 2008)よりもiMac (Late 2006)でSnow Leopardの軽快さを実感することが出来ました。初期のモデルではSnow Leopardの一部機能(Open CL)が使えない部分もありますが、Snow Leopardの軽快さには大きな恩恵を受けられると思います。