つい先ほど、新型の「iPad 2」と、iOSのマイナーバージョンアップ版「iOS 4.3」の発表が、米Apple社より行われました。
療養中だったスティーブ・ジョブズCEOが発表に登壇したそうです。がん治療とか、余命があとどれくらいだとか、噂が流れていましたが、まだまだ元気だったんですね。
各実況サイトやAppleの公式サイトを見つつ、私なりにこの記事で発表を要約してみます。
iPad 2
- デュアルコアのApple A5プロセッサ搭載(初代iPadはA4プロセッサ)。初代と比べると2倍のスペック。グラフィック部分は9倍のスペック。
- 初代iPadの厚さは13.4mm、iPad 2は8.8mm。3G版は初代では730g、iPad2は613g。
- 本体が薄くなっていても初代iPadの連続使用時間(10時間)は変わらず
- ブラックモデルとホワイトモデルの2色をラインナップ、容量は初代と同じ16GB/32GB/64GB
- iPhone 4、4G iPod touchと同じように本体前面・背面にカメラを搭載
- 3Gモデル、アメリカではAT&TとVerizonの3Gネットワークで使用可能
- Dockを介して利用するHDMI出力アダプタが$39、1080pによる映像出力が可能
- アメリカでの発売日:今月11日、日本での発売日:今月25日
- 日本の風呂の蓋に似ている「iPad Smart Cover」は10色のラインナップ
アップルのiOS向け純正アプリケーション
- iMovieがiPhone 4、4G iPod touchに引き続きiPadに対応。オーディオ機能の強化、HDビデオに対応など…
- GarageBandもiPad版が登場。
- iMovieも、GarageBandも$4.99。リリースは11日。
iOS 4.3
- AirPrayの機能改善、ムービー、音楽に引き続き写真も楽しめるようになる。
- WebブラウザのSafariに「Nitro JavaScriptエンジン」を搭載。JavaScriptがiOS 4.2の2倍の速度で動く。
- 「iTunes ホームシェアリング」に対応。Mac/PCのiTunesライブラリをiOS端末上で再生可能に。
- iPadについている「スイッチ(iOS 3では回転ロックスイッチ、iOS 4ではミュートスイッチに変更された)」が、iOS 4.3では「回転ロックスイッチ」と「ミュートスイッチ」の役割をユーザーが選択できるようになる。
- Verizon版以外のiPhone 4では「パーソナルホットスポット(3G回線をWi-Fiのアクセスポイントにして利用する)」が利用可能に。この機能は、日本では使えない。他国もキャリアによって対応の有無が異なる。
- リリースは11日から。Verizon版以外のiPhone 4、iPhone 3GS、4G/3G iPod touchに対応。
さて──
あとは、11日・25日が来るまでが非常に楽しみですね。
実際にiOS 4.3やiPad 2(私は初代iPadを使い続け、iPad 2は購入しません)をを触って、自分なりに使い込んでみたり、対応するプログラムを組んでみたりして、変化を実感してみたいです。
それまでの間は、よだれをたくさん分泌してごくんごくん飲みながら、新技術への想像を膨らませながら、また私の「コツコツ」を続けていくだけ。
参考
アップル – iPad – まったく新しいデザイン。ビデオ通話。HDビデオ。ほかにもいろいろ。
iPad 2の発表は日本時間3日の午前3時から。ライブブログをお見逃しなく!