アップルの”トラックパッド単体”の製品である「Magic Trackpad」を、MacBookのクラムシェルモードのために買ってしまいました。
前回の記事では、OS X Lionではウインドウやアプリの切り替えが楽になるように改良されたので、画面の大きさにこだわらなくても、Macでの作業がやりやすくなった…というようなことを書きました。けれども…
私は自宅でMacBookをクラムシェルモード(MacBookの液晶画面を使わずに、外部のディスプレイを使って、MacBookを据え置き型マシンのように使う方法)で使うことが少なからずありました。
やっぱり、写真などを表示させるときは大きい画面の方が見やすいのです…
(ちなみにiMacはビデオ編集用で、Magic Mouseで満足しています)
クラムシェルモードの際にはMacBookに内蔵されているトラックパッドが使えなくなるので、キーボードはアップル純正の「Apple Wireless Keyboard」、マウスはLogicoolの「M555b」を使っていました。
クラムシェルモード時の組み合わせは上記の環境で何の不便も感じていなかったのですが、OS X Lionにアップグレードしてからは、MacBookを単体で使ったときのトラックパッドの操作性が非常に気に入ってしまい、クラムシェルモード時のマウスに不満が出るようになってしまいました。
Logicool M555bでは、カーソルの移動、左右のクリック、垂直・水平スクロール、中央のボタン押下によるMission Controlの呼び出しといった一通りの機能を使うことができていました。
しかし、アップルのトラックパッドでは「マルチタッチジェスチャ」を使うことができます。
キーボードやマウスによる特別なボタンを使わなくても、指先を「ふわぁっ!」っと軽く動かすだけで、OS X Lionの便利な機能を呼び出すことができます。
Mission Control以外にも、ウインドウを端に避けてデスクトップを表示させる機能や、Dashboardを表示させる機能、iOS端末のホーム画面のようなアプリの起動画面であるLaunchpad、ブラウザの戻る・進むの操作、それから指先の動作と息がぴったりなスクロール…
トラックパッド上からこれらの機能を呼び出す際は、指先の動かし方に追従するかのように滑らかなアニメーションで表示されるため、私は自分の体(指先だけですが)とMacが一体になることができたかのような錯覚を感じながら作業ができるなと感じ、その感覚がとても気に入りました。
そこで、MacBookに内蔵されているトラックパッドが使えない時(クラムシェルモード使用中でMacBookの液晶が閉じている時)でも、どうしてもトラックパッドが使いたいと思い、今回のMagic Trackpadの購入に至りました。
本音を言うと、「ああ、買ってしまった!」というような衝動的な買い物だったので、今回の記事で書けることはこれで以上です(汗)