3月末に組み立てたAMD Athlon X2の自作パソコンで、
Windows 7 RCの64bit版を試してみました。
Windows VistaがインストールしてあるHDDのパーティションを変更し、Windows 7 RCをインストールしました。
メモリは合計で8GBを積んでいます。このパソコンで普段使っているWindows Vistaの32bit版では全てのメモリ容量を使うことができません。
Windows 7 RC 64bit版では、ビデオ用に使われる部分を除いて7.5GBの容量を使うことができました。今までに使ったことのない大容量なメモリの領域に感動しました。
このパソコンでは、Windows Vista 32bit版を起動するのに1分半ほど掛かります。
(OSブート→デスクトップ表示まで)
Windows 7 RC 64bit版は、30秒程度で起動が完了してしまいます。
起動後はWindows Vistaよりもレスポンスが非常に良い印象を受けました。
Windows 7の正式版が発売されたら是非、発売直後に購入して使ってみたいです。
地上波デジタルテレビのチューナー「BUFFALO DT-H50/PCI」と地上波アナログテレビのチューナー「I-O DATA GV-MVP/RX2」は、Windows 7 RC 64bit版にインストールすることができるドライバが無いので、使うことができませんでした。(XP・Vistaの64bit版向けのドライバも勿論ないので試せない)
8GBのメモリを積んでいて、CPUはAthlon X2の64bit CPUを使っているので、正式版のWindows 7は64bit版を選びたいです。ですが、ハード面での対応を考えると、32bit版を選ぶしかないような気がします。
GV-MVP/RX2は手持ちの他のパソコンに移し替えて使うことができますが、DT-H50/PCIは、手持ちの環境ではこのパソコンでしか使うことができません。
DT-H50/PCIは1年前に登場した新しいハードウェアで現在も発売中の製品なので、64bit版OS向けのドライバが配布されたらいいなと思います。
ソフトウェアは、僕がWindowsで使っているスクリーンショットを保存するフリーソフト「KIOKU」を動かしてみました。このソフトは「WOW64」で動作しました。
「GIMP」(フォトレタッチソフト)と「Inkscape」(ドローソフト)も試しました。
GIMPは、64bit版が配布されていたので、それを使ってみたところ、きちんと動作しました。
InkscapeはWOW64できちんと動作しました。
Windows Vista 32bit版からWindows 7の64bit版への移行は、ソフト面よりもハード面で悩まされることになりそうです。