私が2009年の2月から使っているMacBook (Late 2008)(以下、MacBook)。
購入早々メモリを4GBにしました。今では8GBになっています。
2010年にはHDDを500GBにしました。
実は、MacBookにOS X Lionを入れた直後から、妙に動作に引っかかりが生じている時があることに気づきました。
まず、iWorkのアプリケーションとSafariで、キーボードからの文字入力をする際、レスポンスが非常に悪い症状がありました。いつも通りに文字を入力していくと、画面に文字が出るまで若干のタイムラグが生じたり、1回しかキーを押していないはずなのに同じ文字が複数入力されてしまったりという症状です。一番厄介に感じていました。
ディスクのアクセス権の修復に、OS ?X Lionの再インストールや、SMC・PRAMクリアなどを試みても、症状は改善されませんでした。前に再インストールをしたという記事を投稿しましたが、症状はすぐに再発してしまっていました。
OS X Lionはアプリ終了後も終了前の状態を維持してくれたり、オートセーブの機能が働いていたりと、OS X Lionより前のOS X Snow Leopardの時よりも多機能になったことや、レスポンスが悪いことを除けば、MacBookでいつも通りに作業をすることができていたので、このレスポンスの悪さは正常なことだと考えていました。
なので、MacBookのHDDをSSDヘ交換するようなことにはなるとは思いませんでした。
では、なぜHDDをSSDヘ交換することになったのかというと…
冬休みに入り、HDDをSSDヘ交換してみようかと考えていました。
SSDへの交換によって前述のレスポンスの悪さも改善するのではないかと思っていたのもありますし、 OSの起動時間も短縮されたり、様々なメリットがあると考えていたからです。
しかし、HDDにもメリットがあることも頭から離れませんでした。そのメリットは、HDDの「大容量」な面です。
私はMicrosoft Windowsの統合開発環境「Visual Studio」を今後使わざるを得ない予定があり、Mac上で仮想化環境(VMware Fusion)を利用して、WindowsのOSを動かせるようにしていたのです。
1台のMacでOS X Lionも、WindowsのOSも、同時に使うことができるので、この方法は非常に便利です。ただし、仮想化環境を保存するための領域も必要となるので、それにHDDが適していると考えていました。MacBookのHDDは500GBにしているので、容量は十分にありました。
今後、Windowsへの重要度が高まると思い、現状の大容量なHDDを生かしつつ、以前に使っていたBoot Campも復活させようと考えました。SSD化は当分の間しないと決断したのです。3年前のマシンですし、これ以上ハードウェアを増強するために投資するのもどうかな…と考えてしまうこともあるので。
そこで、年末になってWindows 7をMacBookにインストールしました。
インストールが終わってから、あることに気づきました。
仮想化環境ではなく、Boot CampによりネイティブにMacBook上で動作しているWindows 7のレスポンスも、妙にストレスを感じることに…です。
ここからはスクリーンショットなどの記録を作っていなかったので、詳しく記載することができないのですが、Windows 7の妙にストレスを感じるレスポンスの悪さから、私はHDDを疑いました。
フリーソフトのCrystalDiskMarkをインストールし、起動してみると、HDDの「代替処理済みの不良セクタ数」の数値が如何わしくなっていました。
このMacBook、今年の後半から、稀にシャットダウン時にフリーズしたりするような症状が発生していたので、この時点で私は「HDDが逝きかけてるな、交換しなければ。」という判断に至りました。
MacBookのHDDを交換するならば、次は絶対にSSDにすると決めていたことと、WindowsのOSが動くマシンは他にあるので、Macだけで済ませることをやめて、MacBookはOS X専用のマシンとして使い、負荷を減らして、少しでもMacBookの寿命を延ばそうと決断しました。
そこで、今回のSSDへの交換に至りました。
一昨日、すなわち大晦日の日、私はコミックマーケット81の一般参加者として国際展示場まで行きました。
その帰りに秋葉原に立ち寄り、Intel 320シリーズのSSDSA2CW120G310(容量:120GB)を購入しました。